土曜日, 8月 23, 2008

糖類ゼロ

最近わけあって食品成分が気になってしまう。
キリンのチューハイ、氷結ZEROを飲んだんだけど、「糖質ゼロ」と謳われている。しかもグレープフルーツの果汁も4%、ちゃんと入っている。
うーん、グレープフルーツ果汁って、そもそも糖質を含んでるよなぁ…。もしかしたら添加した糖質がゼロ、ってことかしら?と思って、成分表示を見たら「糖類0g」と書かれている。一体どういう事じゃ!
もしかするとグレープフルーツって糖質を含んでないのかしら?と思って、文科省&JSTが公開している「食品成分データベース(http://fooddb.jp/)」で調べてみると、確かに含んでいるみたい。しかも、100g中8gも含んでいる。(このデータベースでは、「炭水化物」から「食物繊維」を差し引いた量が、概ね糖質に相当するみたい。)
最近食品関連でいろいろと裏話を聞くので、もしかしたら糖を除去するために何か変な事をやってるんじゃないかとか、どんどん気になってくる。
ところが、缶の片隅に小さく、

 「糖質ゼロ」は100mlあたり糖類0.5g未満のものに表示可能です。(栄養表示基準による)

と書かれている。
糖質8%の果汁が4%入っているのなら、100g中の糖質は約0.32%。これなら「糖質ゼロ」と表示できるわけか、なるほど。変な事をしているわけじゃなさそうだ。逆に、果汁4%というのは、コストの問題もさることながら「糖質ゼロ」と言いたいためにこれ以上増やせない、という制約なのかもしれない。
それにしても「糖質ゼロ」という表示、グレーだなー。「0.5g未満ならゼロと言っていい」っていうのもワケ分かんない。こういうグレーな謳い文句に惑わされぬようにしなければ…、と思いつつ、氷結を飲み干すのでした。ま、僕にとっては糖が入ってようがいまいが構わないので。

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