●ミステイク〜勘違い〜
発生のメカニズム
物理的な刺激(知覚など)がトップダウン(知識など)に負ける。
【例】両国国技館の住所「横網」を「よこづな」と読んでしまう。
対策
デザインの工夫
作業方法の工夫
理解
●アクションスリップ〜動作ミス〜
発生のメカニズム Activation Schema
1) 強いアクションスキーマに身体が乗っ取られる。
2) アクションスキーマが中断される(途中で電話など)
3) 意図の見失い(何をやろうとしていたのか忘れる)
4) ミステイクによるスキーマの変化
5) スキーマの混乱(順序・繰り返し)
6) スキーマの混線
【例】「お」を何度も書いていると別の字を書いてしまう。
(急速書字スリップ)
対策
指さし呼称、操作の妨害(わざとやりにくくする、カバー、柵)
アフォーダンスの利用(生態心理学用語)
●ラプス〜記憶ミス〜
記憶の3段階:記銘→持続→想起
【例】千円札の絵柄を思い出せない。(記銘段階)
展望的記憶(予定の記憶)の失敗(想起段階)
対策
意識化、繰り返し(記銘、持続段階)
習慣化、チェックリスト、語呂合わせ(想起段階)
リマインダの用意(シグナルとメッセージ)
おまけ:
ヒューマンエラーのSHELLモデル
中心のL(living body)を、S(software), H(hardware), E(environment), L(other living body)が取り囲んでいる。
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