月曜日, 10月 27, 2008

デジタルコンテンツエキスポ

ざっとですが見てきました。
特に目に留まったもの。

入り口ホールにあったオリンパスの単眼ゴーグル。普通の眼鏡のフレームに取り付ける、かなりコンパクトな作りで目立たない。画素数はQVGAより若干小さいが表示はカラーでクリア。ゴーグルは各社各大学いろいろ出していて進化している。

舘研の光学迷彩。自作のプロジェクターがゴーグルに取り付けられていてかなりコンパクト。舘研は毎年着実な前進をしているのがすごい。

NTTのViscuit(ビスケット)。子供用のプログラミング環境。条件とアクションを列挙する宣言型の言語モデルを採用している。開発者の原田さんに、いろいろなプログラミング言語モデルの中で宣言型モデルを採用したの理由を尋ねたところ、これが一番分かり易いでしょう、とのこと。また、「これでチューリング万能」だそ うで子供には「万能なものを与えなければならない」と。然り。入出力は拡張可能。旧バージョンがWeb上で使える。

バンダイナムコが参考出品の裸眼立体ディスプレイ。フラクショナル・ビジョン方式。一種のレンチキュラーレンズ方式だが、レンズピッチと画素ピッチが合っ ていないのが特徴。そのため、いわゆる視差数が整数個にならず、各ピクセルがバラバラに有理数番目の視差画像を受け持つことになる。という状況を前提に、 レンダリングする。もちろん、要キャリブレーション。レイトレが高品質だが、ハードウェアシェーダーでリアルタイム描画も可能。レンズと画素のピッチを合わせなくて良いことからコスト的なメリットがあり、画質的にも(バラバラだが有理数番目の視差を持つので)はっきりした途切れが無く、なめらかな運動視差が得られる。

同じくバンダイから、液晶モニター用のシャッター式立体グラスが参考出品。1万円くらいで販売の予定。モニタ画面から左右のマーカーを読み取って眼鏡のシャッターを同期させる。うーん、そっちか…。8ms以上の液晶モニタに対応。

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